灰釉象嵌線文花入(黒井千左 作)

芍薬が綺麗に咲いています。
1枚目は花が開く前の様子です。

父・千左得意の象嵌(ぞうがん)手法による線模様の花入で、松灰釉の上に青白いワラ灰釉が掛かり、流れた釉薬が下部に溜まっています。

小ぶりな花入ですが、模様が印象的で存在感があります。