灰釉水指-月に松-
虫明伝統の松の灰釉を掛けていて、おとなしい深みのある若草色に発色しています。縦長の細水指で正面には、月に松の絵が描かれていて、風情のある侘びた雰囲気を醸し出しています。虫明らしい飽きの来ない色合いと優しい絵がマッチした水指です。
桐箱付/12.2×23.1(㎝)
虫明伝統の松の灰釉を掛けていて、おとなしい深みのある若草色に発色しています。縦長の細水指で正面には、月に松の絵が描かれていて、風情のある侘びた雰囲気を醸し出しています。虫明らしい飽きの来ない色合いと優しい絵がマッチした水指です。
桐箱付/12.2×23.1(㎝)
この水指は虫明伝統の松の灰釉を欠けていて、深みのある若草色で正面にはわら灰を基調とした青白い乳濁釉がほどよく流れています。侘びたおとなしい雰囲気の中にも横長のフォルムと相まって存在感のある水指です。
桐箱付/21.5×14.1(㎝)
虫明伝統の灰釉を掛けています。深みのある窯変(ようへん)と呼ばれる若草色と枇杷色が入り混じった色合いになっています。窯変は窯焚きの際に、松木の煙が釉薬表面によく当たると化学変化を起こして若草色に、あまり当たらないと化学変化を起こさずに枇杷色に発色します。1本の釉薬でこのように変化する面白さがこの茶盌にはあります。それゆえ、似た雰囲気の作品はあっても、まったく同じ作品はできません。茶盌全体に細かい貫入(かんにゅう)と呼ばれる釉薬表面のヒビが入り、いい景色になっています。この茶盌は枇杷色のウエイトがやや多めの窯変物です。
通常143,000円(税込)ですが、9/8まで限定35%割引92,950円(税込)にてご奉仕させていただきます。
桐箱付/13×7.5(㎝)
虫明伝統の天然松灰を基調にした灰釉を掛けています。若草色と枇杷色(びわいろ)が入り交じった窯変(ようへん)と呼ばれる色合いになっています。窯変は950度から窯の中に松木の煙を充満させて、煙のムラができると釉薬に煙がたくさんあたったところが化学変化を起こして若草色に、当たっていないところが枇杷色に発色するものです。煙の作用により自然に色づいた神秘的な変化は実に面白く、正面には青白い乳濁釉がごくわずかに掛かり、器全体に大小の貫入(かんにゅう)と呼ばれる釉薬表面のヒビが入り、重厚感があります。中々とれない「窯変物」です。
桐箱付/12.8×7(㎝)
虫明の灰釉を掛け、器全体が深みのある若草色に発色しています。正面には栗の絵が描かれています。茶碗は腰から口縁にかけシュッと立ち上がり、幾分のロクロ目と呼ばれる指跡が残り、味のある茶盌です。高台には虫明ならではの籾殻を敷いて焼いたことによる薄紅い緋色が出ていて、見所です。侘びた飽きの来ない色合いと栗の絵が良く似合った一盌です。
桐箱付/13×7.7(㎝)
虫明を代表する水指です。全体が深みのある若草色で、上部は四方に変形させ、底に従って円形となっています。また、狂言袴の紋が四方に施されています。蓋は持ち手が長方形に切り取られた2つのパーツで出来ていて、大きな特徴です。四方の形は、成形していく時に蓋がうまく合うように四隅の角を均等に形作る必要があり、変形させる時にも乾燥具合や力の入れ加減を均一にする必要があります。そうしないと、素焼や本焼で歪みが生じて作品にならないため、細やかな手作業と高度な技術、経験、さらには日数が必要とされます。そうした中で生まれた作品が本作です。
桐箱付/14.3×14.3×16.9(㎝)
虫明焼の代表作、落雁水指です。若草色と枇杷(びわ)色の入り混じった窯変(ようへん)の色合いで、雁に夕日が差し込むような情景が色合いと相まって、侘びたおとなしい風情が表現されています。窯変は窯焚きの際、松の木の煙の流れ次第で生まれるもので、窯変物は一窯で取れる数はわずかです。蓋の取っ手と竹を模した耳が特徴的で、全てのパーツが手間暇かけて制作された、熟練した技法によるお茶人の間では有名な落雁水指です。
桐箱付/13.5×17×24(㎝)